新しいデジパー

道具は便利。
どんな、どの道具もその使い方を見たり知ったりすると感心してしまう。
匠と呼ばれる人たちが、それぞれの職業で鮮やかに道具を使いこなすのを見ると
それそのもの丸ごとが(道具と人)魔法のように思える。


今日は美容院へ行った。
4時間も居ると、本や雑誌にも飽きてキョロキョロしてしまう。
何種類ものはさみ、コーム、ブラシ。ドライヤー。整髪料。
いつも見ている道具だけど、それを操る美容師さんの手元に見とれてしまう。
「今日はね、デジパーの新しい方法でするね」
いつもおまかせなので「は〜い」。
くるくるとロットに髪を巻きつけ、首に変わったモノを装着。
洗面器の首に添うカタチ、とでもいうか、こんなカタチのクッションがあったなぁ。
そして、何種類ものパーマ液をじゃぶじゃぶかける。ほんとに、じゃぶじゃぶかける。10分間隔くらいでじゃぶじゃぶ、じゃぶじゃぶ。
「そうか、そのためなのね。」
出来上がったアタマはいつもとそう変りはないと思うけど(ゴメンナサイ)
「新しいデジパー」を体験したことになる。
それは新しい道具を体験したことにもなるんだ。
まぁ、そう思えば15000円(カラー、カット含)も高くはないのかな?